ワキタが泰成重機の全株式を取得し、子会社化することを決定した。泰成重機はオペレーター付きクレーンの揚重事業を展開しており、ワキタは土木・建設機械の販売と賃貸を行っている。ワキタは、泰成重機の取得によりクレーンオペレーション技術の習得や販売部門でのシナジー創出を目指す。取得価額は非公表で、取得予定日は2019年4月15日となっている。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:ワキタの泰成重機の取得は、同社の事業拡大につながる重要な一歩である。クレーンオペレーション技術の習得や販売部門でのシナジー創出により、ワキタの競争力が向上することが期待される。しかし、取得価額が非公表であるため、財務面については不透明な点が残る。今後、ワキタがどのように泰成重機を活用していくかに注目が集まる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。